【ドリフト現象】PS5コントローラーの修理とその原因

こんにちはモズです。

今回友人PS5のコントローラーが勝手に動くから直してくれと言われたので今回記念に記事に残していきます。

PS5を友人が買ったのが3ヵ月ほど前なのですが、デュアルセンスってこんなに壊れやすいんですね。

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症状の確認

まずは、聞いた話から整理していきます。

  • 右スティックが勝手に動く
  • 十字キーの右ボタンが反応しない
  • 再接続、リセットは効果なかった

一度自分で分解後、諦めて組み立てなおしたらしいです。

原因は、「ドリフト現象」というカーソルが正常な位置戻らない現象の可能性が高いです。

ドリフト現象だった場合中の可変抵抗の汚れを落とすのが手っ取り早いです

右ボタンが反応しないというのは内部のボタンのセンサーの位置がずれている可能性が高いので、そこも確認していきます。

switchのJoy-Conもそうですが最近のコントローラーって壊れやすいんですかね…

分解開始

というわけで分解していこうと思います。

写真の位置からは見えませんが、十字キーの右ボタンのセンサーがずれていました

やっぱり、分解した際にずれちゃったっぽいですね。

毛抜きの先端にセロハンテープを巻き付けると部品を傷つけにくいピンセットになるためおすすめ

フレキシブルケーブルを抜く際は傷つかないように慎重にゆっくりと引っ張ってください

次に左右の赤、黄色の4本のケーブルのはんだを溶かして、スティック部分に行きます。

可変抵抗を外してみたら黒い汚れが付いていました。

接点にかすが発生するとどうしてもノイズが発生してしまうんですよね。

これをエレクトロニッククリーナーを染み込ませた綿棒で拭いていきます。

裏面のはんだを取り外すのがめんどくさいので、ほんの少し曲げて先の細いベビー綿棒などで拭き取ります。

綿棒で接続部分を清掃する際、綿棒のくずなどが端子部分に付きっぱなしなる可能性もあるのでふわふわした綿棒はやめ、先の固めな綿棒がおすすめ




接点の清掃で治らない場合

ものによっては上記の方法では治らない場合があります。

その場合はスティックの交換をする必要があります。

手順↓

  1. スティックのはんだを取る
  2. 基盤を傷つけないようにスティックを外す
  3. 交換用のスティックを取り付ける
  4. はんだを付けなおす

この作業かなりめんどくさい作業になります

元々付いているはんだが溶けにくいんです

そのため追いはんだをしてから熱を伝えやすくしてください。

そうすると”するっと”取れます。

修理終了&動作確認

無事にネジ余りもなく組み立てなおすことができました!

その後ゲームパッドテスターという無料でコントローラーのずれなどを表示してくれるサイトや、パソコンにつなげてゲームをプレイしてみたところ無事正常に動作しました

やはり、長時間ゲームをしたり視点を頻繁に動かすようなゲームをプレイするとこのような不調が出てしまうのではないかと感じました。

買い替えたり、修理に出したりするとかなり高いので保障が切れる覚悟があるなら、ご自身で修理をしてみるのも楽しいと思います。

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